まだ子の原高原に積雪がないようなので、ユンボ(油圧ショベル)を山からおろし整備することにしました。安く貸していただける川崎のレンタカー店で3tダンプをお借りし、子の原高原へ行きました。手違いで二時間遅れの10時過ぎに川崎を出発、網の目のような高速道路をくるくる走り15時30分に到着することができました。


ユンボ積み込み
ダンプにアルミラダーをセットします。3tを乗せられる3mのアルミラダー二本は10万円以上するのですが、オークションで長さを2mにした中古のもの(3mだと運搬が難しくなります)が3万円で落札できたものです。今年の6月14日に岐阜県羽島市で受け取り運んできました。このラダーが役にたってくれました。


昭和の旅館
山から下りて山梨県の旅館に20時30分に到着、一泊しました。古い建物、内装の旅館ですが、昭和の時代が止まったままの世界で携帯電話やデジタルデータに振り回されることのないアナログ感を感じられて心が安らぎました。朝ごはんがとてもおいしかったです。



ダンプから降ろす

12月7日、とても良い天気です。河口湖から見る富士山がとてもきれいです。
河口湖のペンションに到着、無事におろすことができました。



ダンプ故障表示

ユンボを降ろして一休みしてから帰ろうとしたところ、運転席パネルに異常の表示。
「尿素噴射異常」でディーゼルエンジンから出る窒素化合物(NOx)を無害化するための尿素水の噴射異常のようです。今年1月に中国が輸出を抑えたことで世界中の尿素が不足してトラック運行ができなくなるという懸念が経済ニュースで出ていました。これがその尿素装置かと故障で困りながらも感得しました。
レンタカー店に連絡、新車納入三か月なのにということでしたが、近くのディラーに車を持ち込むことになりました。その結果異常はないとのこと。
最近の車はパソコンにつないで不具合を診断するので、よくできているというのか、部品をいじらないつまらなさというか、まあよくできているのですね。帰路の東名の渋滞にうんざりしながら川崎のレンタル店にダンプ返却。お店からカレンダーをいただき、新しいことの始まったこの1年も終わりになるのかと感じました。